この記事の要点
- 2021 年 5 月 10 日、Swift プロジェクトへのオープンソースコントリビューションを支援する新しいプログラム「Swift Mentorship Program」の開始が発表されました。Diversity in Swift の取り組みの一環として位置づけられています。
- メンティー(指導を受ける側)は、経験豊富なコミュニティメンバーであるメンター(指導する側)と組み、12 週間にわたってオープンソースへのコントリビューションに取り組みます。学習目標に応じてメンターとマッチングされます。
- 過去のコントリビューション経験は不要で、18 歳以上であれば誰でもメンティーとして応募できます。新しいコントリビューターがコミュニティに参加する際の障壁を下げることを目的としています。
何を伝えている記事か
Swift Mentorship Program は、開発者が Swift プロジェクトのオープンソースコントリビューターとして活動を始められるよう支援するための、新しいコントリビューター向けプログラムです。経験豊富なコミュニティメンバーから直接メンタリングを受けられる点が特徴です。
メンティーは、コードを直接オープンソースプロジェクトに貢献することを目標に、Swift コミュニティの経験豊富な開発者とつながり、その人から学ぶ機会を得られます。コントリビューション先は、Swift で書かれた任意のオープンソースプロジェクトでも、Swift コンパイラそのものでもよく、メンティーの学習目標に応じて選べます。
プログラムの仕組み
メンターとメンティーは、メンティーの学習目標とメンターの経験に基づいてマッチングされます。マッチング後、メンティーはメンターとともに 12 週間かけてオープンソースへのコントリビューションに取り組みます。
このプログラムは、経験の有無にかかわらずコミュニティの新しいスキルを育て、コントリビューターになるための障壁を下げることを意図しています。そのため、プロジェクトへの過去のコントリビューションは応募の要件ではありません。
プログラムの最後には、メンティーのコントリビューションや学びの内容が、Swift.org Blog の専用記事として紹介されます。
メンターとして関わる
Swift Mentorship Program は、ベテランのコミュニティメンバー、特にすでにオープンソースプロジェクトのメンテナーや頻繁なコントリビューターである人にとって、リーダーシップを発揮する機会でもあります。新しいコントリビューターの参加障壁を下げることに関心がある人は、メンターとして関わることが呼びかけられています。
参加・利用者への影響
この記事は、Swift のオープンソースへのコントリビューションに関心があるコミュニティのすべての人に向けたものです。Swift open source へのコントリビューションに興味がある 18 歳以上の人は、学生に限らず誰でもメンティーとして応募できます。特に Women in Swift と Black in Swift のメンバーの参加が強く推奨されています。
プログラムの詳細や参加方法は、Swift.org の Swift Mentorship Program ページにまとめられています。