この記事の要点
- 2025 年 6 月 4 日、Website Workgroup による Swift.org の再デザインの最初の変更がマージされ、刷新されたサイトが公開されました。
- 今回のリリースには、新しくなったホームページとインストールページに加え、クラウドサービス・コマンドラインツール・組み込みソフトウェアといった Swift のユースケースを紹介するページが含まれます。
- 再デザインは、Swift に初めて触れる人にとって親しみやすく、言語としての技術的な強みを伝え、すぐに始められるサイトにすることを目的としています。今後も反復的にデザインと実装を進め、完成した部分から順次公開していく方針です。
何が変わるのか
新しいデザイン
ホームページとインストールページのデザインが一新されました。オレンジ色のアクセントや背景に動く鳥のアニメーションを通じて、Swift の流動性や創造性を表現するデザインが採用されています。
ユースケースを軸にしたコンテンツ
ホームページでは、Swift の強みを、それを示すコード例とあわせて紹介するようになりました。さらに、Swift で開発できるソフトウェアの種類を示す新しいユースケースページが追加されています。
これらのユースケースページには、次のような情報がまとめられています。
- 関連するパッケージ
- Swift が実際に使われている事例
- コードスニペット
- さらに学ぶための参考リンク
最初のユースケースページとして、クラウドサービス・コマンドラインツール・組み込みソフトウェアが取り上げられており、Swift がマルチプラットフォームに対応していることが強調されています。
背景
Swift.org は、ダウンロードやドキュメント、フォーラム、Swift Evolution の Proposal などを集約した、Swift プロジェクトの公式サイトです。2022 年にサイト自体がオープンソース化され、その運営を担う Website Workgroup が新設されました。今回の再デザインは、このワークグループが数か月かけて進めてきた取り組みの最初の成果です。
サイトの見た目やユーザー体験の改善に加え、Swift のマルチプラットフォーム対応のような重要な特長を前面に出すことに重点が置かれています。これらの判断には、サイトの情報構造を整理する継続的な取り組みである Swift Information Architecture Project の検討も反映されています。
参加・利用者への影響
今回公開されたのは再デザインの最初のひとまとまりであり、Website Workgroup は今後も他のセクションのデザインを継続して進めていきます。サイトは引き続きオープンソースであり、改善に関わる方法がいくつか用意されています。
- フォーラムのアナウンス投稿で議論に参加する
- swiftlang/swift-org-website リポジトリへ pull request を送ったり、GitHub の issue を立てたりして貢献する
Swift の利用者にとっては、特に初めて Swift に触れる人や、これから使い始めようとしている人が、目的に合った情報やコード例にたどり着きやすくなることが期待されます。