この記事の要点
- Swift への変更提案に関する情報を一か所で確認できる、新しい Swift Evolution のステータスページ が公開されました。
- ステータスページでは、著者・レビューマネージャ・トピックをキーワードで検索でき、特定の Swift バージョンで実装された Proposal だけに絞り込むこともできます。
- ページのデータは Swift Evolution リポジトリの内容に基づいて自動的に最新化されるため、Proposal の Markdown を変更する pull request がマージされれば、その内容がほどなくページに反映されます。
何が発表されたのか
Swift コミュニティは Swift Evolution プロセスを全面的に受け入れており、この記事の時点ですでに 100 件を超える Proposal が寄せられていました。新しい Proposal が出るたびにコミュニティの活動が活発になりますが、その全体像を把握しやすくするために用意されたのがこのステータスページです。
ステータスページは、増え続ける Proposal の一覧をたどるための複数の手段を提供します。
- キーワード検索: 特定の著者、レビューマネージャ、トピックをキーワードで検索できます。
- バージョンでの絞り込み: 特定の Swift バージョンで実装された Proposal だけを表示するように一覧を絞り込めます。
- 実装状況の追跡: Proposal に対応する課題(issue)の現在の状態を bugs.swift.org のデータに基づいて表示し、実装の進み具合を追えるようにします。
何に使えるのか
ステータスページは、Swift に提案されている変更について調べるための入り口として使えます。膨大な Proposal の中から、関心のある著者やトピックのものを見つけたり、自分が使っている Swift のバージョンで何が実装されたのかを確認したりできます。実装途中の Proposal については、対応する課題の状態を通じて進捗を把握できます。
ページのデータは Swift Evolution リポジトリの内容から自動的に生成され、常に最新の状態に保たれます。Proposal の Markdown を pull request で変更すると、それがマージされた後しばらくしてページに反映されるため、情報の更新に手作業を介する必要がありません。
導入・今後の位置づけ
このステータスページは、Swift Evolution プロセスを通じて寄せられる多数の Proposal を、コミュニティ全体が見通しよくたどれるようにするための基盤として公開されました。現在も Swift.org 上で Swift Evolution のページとして提供されており、提案中・実装済みの Proposal を横断的に確認できる場になっています。